C++BuilderでFireDACとInterBaseを用いて簡単なデータベースアプリケーションを開発する方法を紹介した Jim McKeeth のビデオを補足する追加のデモがあります。今回は、従来からあるバインディング手法とデータベース対応のコンポーネントを用いてVCLアプリケーションを作成する方法を紹介しています。Visual Component Library(VCL)は、WindowsアプリケーションのUIを開発するための ネイティブWindows開発 向け機能で、マルチデバイスクロスプラットフォームアプリを構築するために設計されたFireMonkeyとは異なり、Windowsベースの開発のみをサポートしています。しかし、このフレームワークには、膨大な数のビジュアルコンポーネントライブラリと、豊富なサードパーティコンポーネントのコレクションが用意されています。

データベース対応コンポーネントを用いたネイティブWindows開発

FireMonkeyと同様に、VCLもLiveBindingをサポートしますが、この短いデモで紹介しているように、従来からあるバインディング手法も利用できます。通常、前のデモと同じ手順に従います。まず、RAD Studioで「Windows VCLアプリケーション – C++Builder」メニューを選択します。新規プロジェクトが作成されたら、フォーム上に必要なすべてのコンポーネントをドラッグ&ドロップで配置します。この例では、InterBaseのサンプルコンポーネントが使用されています。前のデモと同様に、ユーザーはクエリエディターを自由に編集できますが、必要に応じてフィールドエディターを追加することもできます。

ここでMcKeethは、データベース対応コンポーネントのTDBGridを使います。Delphiのデータベース対応コンポーネントは、「Standard」パレットタブとは別の場所にあり、データセット(テーブルまたはクエリ)のデータコンテンツを表示/操作できるように拡張されています。これらのコンポーネントは、データソースとの通信(データセットとデータベース対応コントロール間の接続)の方式を理解しています。オプションで、ナビゲーションバーを追加することもできます。

Delphiでデータベース対応コンポーネントを使用して、簡単にVCLデータベースアプリケーションを作成する方法の詳細については、以下のデモをご覧ください。


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