TMS FNC MapsとDelphiを用いてFireDACデータをマップ上に可視化する方法

FireDAC は、Delphi と C++ Builder の両方でマルチデバイス データベース アプリケーションを開発するための、独自のユニバーサル データ アクセス コンポーネント セットを備えた強力なマルチデバイス データ アクセス ライブラリです。これは Windowsアプリケーション開発 に限定されるものではなく、RAD Studio の完全なクロスプラットフォーム サポートを提供します。他のデータベース アクセス コンポーネントと比較しても、FireDAC は、データ アクセスのサポート、抽象化、簡素化を実現する使いやすいアクセス レイヤーであり、実際の高負荷アプリケーションの構築に必要なすべての機能を提供しています。

最近開催された DelphiCon 2023 は、Delphi 28周年記念に合わせて実施されましたが、TMS Software の Holger Flick が FireDAC の使用法と、データ可視化における最新の可能性について議論します。この特別セッションでHolger氏は、地図上の情報表示が、驚くほど簡単に実現できることを説明します。マップへのマーカーの追加、クラスタリングの使用など、TMS FNC Mapsについても解説します。

TMS FNC Mapsについて知っておくべきこと

Holger氏は、FNC Mapsの背後にある驚くべきテクノロジーを紹介します。それは、VCL フォーム、FireMonkey、または TMS Webcore の Web フォームのいずれかにコンポーネントをドロップできるクロスフレームワーク対応です。つまり、FNC Mapsはクロスプラットフォーム対応であり、Windows、macOS、Android、iOS、Linux などの複数のプラットフォームでアプリケーションを作成できるようになります。また、Google Maps、Apple Mapkit、OpenLayers などのサービスを利用できるクロスサービスも提供します。

このビデオでは、ジオコーディング機能、ルーティング、現在位置を取得する機能など、ユーザーが利用できる FNC Maps のすべての注目すべきコンポーネントと追加機能も紹介します。FireDAC と FNC Maps のいくつかのコンポーネントを使用して、Holger 氏は、マップ上でデータを視覚化することがいかに簡単かを実証します。このコンポーネントには、アプリを視覚的に魅力的にしたり、追加のマッピング機能を作成したりするために探索および適用できる多数のイベントも付属しています。

Holger 氏はまた、Delphi と TMS FNC Mapsの両方を使用して地図上でデータを視覚化する段階的なプロセスを実演します。セッションの最後には、エンバカデロ MVP の Ian BarkerとJim Mckeethによる質疑応答セッションが行われます。

Delphi および TMS FNC Maps を使用したマップ上のデータの可視化の詳細は、以下のビデオをご覧ください。