以前のウェビナーで、2つの異なるプログラミング言語を RAD Studio IDEで、組み合わせて使用することのメリットについて解説してきました。ある言語はデータ処理に優れているかもしれませんが、他方は非常に理解が容易で、読みやすいアルゴリズムを記述できるという特長を持っています。重要なのは、1つの言語に限定されるのではなく、目的に応じていつでも言語を組み合わせて使用できるということです。 C++Builderの場合、Delphiを利用することも可能です。これは、例えばObject Pascalで記述されたVisual Component LibraryとIDEとC++の複数のコンパイラの組み合わせといったかたちで実現されています。
C++Builderで3Dオブジェクトを作成して使う
以下のビデオは、エンバカデロが実施した Code Rage 2018からの録画で、Yilmaz YörüがWindows上でC++Builderを使って3Dオブジェクトを作成し、使用するプロセスについて説明しています。最近のアプリケーション開発では、3Dオブジェクトは3Dデザイナソフトを使って生成することが一般的です。DelphiでC++Builderを使用し、3Dオブジェクトを生成してアニメーション化することもできます。これを実現するには、Viewport3Dコンポーネントを使用して基本的な3Dオブジェクトを表示します。
また、Viewport3DでTMeshクラスも使用します。TMeshは、3Dシェイプの描画によりカスタマイズ可能なカスタム3Dシェイプです。このビデオでは、Yilmazがプロセスを示し、C++Builderでこれらの3Dオブジェクトを作成して使用する方法を例示します。このプロジェクトで興味深い部分は、C++Builderに搭載されたドラッグ&ドロップでビジュアル開発を可能にするツールです。これにより、驚くほど簡単かつ高速に3Dオブジェクトを生成して使用できます。
C++Builderで3Dオブジェクトを作成する方法の詳細については、以下のウェビナーをご覧ください。